「むじんLOCK」サービスリリースから約2年が経ちました。(御礼)
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むじんLOCKを開発しております、株式会社コミュニティコム代表取締役の星野邦敏です。
サービスリリースから約2年が経ちました。
利用事例に、掲載協力いただきました施設運営事業者の皆さまのお声もありますが、「むじんLOCK」はこの約2年の間に、大変に多くの施設にご導入いただいており、ありがたいことに、現在も多数のお問い合わせと、今後の導入が決まっている施設も多くあります。利用者数も3万人を突破しています。
むじんLOCKは、私たちが、2012年から約10年にわたって、コワーキングスペース、シェアオフィス、貸会議室、シェアキッチン、インターネット動画配信スタジオ、1棟貸のテレワーク施設、1棟貸の宿泊施設など、多岐にわたる施設を、実際に自社で直営している中で、こういうサービスがあったら便利だなと思い、IT事業を展開しつつ、不動産運営事業にも取り組んでいる、という弊社ならではの掛け算から生まれたシステムです。
時代としましても、新型コロナウイルス感染症の影響で、受付を非接触・非対面で行うという、今まではあまり顕在化されていなかったニーズの高まりもありました。
また、コロナの影響を抜きにしましても、現在の日本においては人口減少社会になっていく中で、労働人口の減少が予測され、労働生産性の向上が社会課題になっており、その中で、DX(デジタルトランスフォーメーション)というITデジタル技術を活用して今までに無いような価値を提供し生産性向上等に貢献する概念も生まれてきました。
代表者である私は、約15年前の2008年からWordPressというオープンソースのサーバーインストール型CMSに関わり書籍も日本国内では最も執筆に関わってきましたし(Amazon.co.jp: 星野 邦敏:作品一覧、著者略歴)、約10年前の2012年からコワーキングスペース7F(ナナエフ)というコワーキングスペースを埼玉県さいたま市の大宮駅近くで始め、約3年前の2019年からシェアキッチンCLOCK KITCHENを始めてきましたが、それらの事業も当初は黎明期と言われているような市場でしたが、徐々に認知度が高まっていくのを感じました。
「むじんLOCK」のようなシステムにつきましても、タイミングとして、これらニーズに合っていたのではと考えています。
「むじんLOCK」システムに関しては、サービスリリース前の段階から、特許も出願していまして、無事に特許査定がおりまして、 特許権が成立しまして、いわゆる特許出願中から特許取得済になりました。
具体的には、スマートロックなどの電子錠において施設の施錠・解錠を行い、会員登録をした利用者がスマートフォン端末やICカードやQRコード等を用いて施設の入退出管理をして施設を利用する際に、その日の一番始めの入室時間と一番最後の退室時間をスマートロックなどの電子錠と連携してIT技術を用いて取得し、その利用時間に応じて利用料金を自動計算して、その利用料金の請求をクレジットカード決済で行う、という一連のITシステムに関する特許となります。
事業をされている人なら当然にご存知の通りで、特許・意匠・商標は独占排他権(例えば、特許であれば、特許権が成立した発明の実施について独占して、かつ、他人の実施を排除することができる権利。商標であれば、商標権が成立した文字やロゴの使用について独占して、かつ、他人の使用を排除することができる権利。)になりますので、弊社のような中小企業においては知的財産権は大変に重視しており、会社としては、この「むじんLOCK」サービスに限らずですが、例えば、商標であれば私の関わる複数の法人・個人あわせますと30くらいの施設名・サービス名に関しての商標を取得しておりますし、むじんLOCKシステムだけに関しましても、この他にも、現在3つの特許を出願しています。(もちろんですが「むじんLOCK」という文字に関しましても既に商標取得済です。)
このような権利面や法律面を重視しているのは、「むじんLOCK」は、ビジネスモデルとしまして、「B(事業者) to B(事業者)」や「B(事業者) to C(一般消費者)」というような言い方ですと、「B to B to C」具体的には「B(システム開発事業者である弊社) to B(施設運営事業者様) to C(その施設利用者様)」というビジネスモデルのサービスと考えておりますので、より先の利用者・関係者のことを考え、ただシステムをサービスとして提供するだけでなく、このような知的財産権であったりその他の法律面なども重視しつつ、自分たちでの約10年の施設直営経験も活かしつつ、丁寧により良いサービスを展開していきたいと考えています。
また、「むじんLOCK」に関しては、IT導入補助金のITベンダー・サービス事業者登録もしており補助対象経費になりますし、事業再構築補助金の補助対象経費となった実績もありますし、デジタル田園都市国家構想推進交付金や各地方自治体のテレワーク施設やサテライトオフィスなどの開設支援事業などの補助対象経費となった実績もあります。
これらの補助金などを活用すれば、むじんLOCKの導入に関する事業者負担の金額も3分の1や2分の1にすることが可能ですし、過去の事例では10分の9は補助金で事業者負担が10分の1という導入事例もございます。
これらの活用事例も弊社は豊富に知見を持っていますので、ご提案含めて可能になってきました。コスト面でもより導入しやすくなると思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせもいただければと考えております。
お問い合わせ | むじんLOCK
また、これらの国や地方自治体の動きは、国や地方自治体が進めている方針にも「むじんLOCK」のようなDX関連システムはニーズが合っている、ということになると考えています。
「むじんLOCK」サービスリリースから3年目になり、当初は私たちが実際に施設を自社で直営で運営していたこともあり、コワーキングスペース・シェアオフィス・貸会議室などのニーズを想定していましたが、今ではフィットネスクラブ・シミュレーションゴルフ・漫画喫茶・音楽スタジオ・レンタル教室・サウナ施設などなど、その他にも、いわゆる受付業務や請求決済業務を自動化したいニーズからの無人化・省人化を図る施設や空間からお問い合わせが多数あり、また、例えば決済機能は不要であったりの社内会議室利用の高まりから予約ニーズに特化する等にもお応えしたり、それらの業種業態の施設への実際の導入事例も増えてきた中で、それぞれの業種業態やご事情に合わせて、1件1件、お客様のご要望をお伺いして、サービスを作っています。
上記のような施設運営を自社で直営しているだけでなく、その他のITサービスであったり、現状はCSR活動に近いですが遊休耕作地・耕作放棄地を活用して農業経営基盤強化促進法に基づく農作物の生産も約4反(約4千平米)の広さで行っている(数年以内には弊社のシェアキッチン事業と親和性を出して農業も事業化していく予定です)ような、多岐にわたる事業を行っている弊社ではありますが、「むじんLOCK」サービスについて、社会的ニーズの高まりや実際の導入数の増加による、ご導入後の継続的なサポートや新規お問い合わせ数の増加に応じて、社内の「むじんLOCK」サービスに関わる人員も増えてきました。
3年目におきましても、そして、今後とも、より良いサービスを提供できるように引き続き取り組んでいきます。
また、ご興味・ご関心ありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
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文章として、とりとめもなくなってきましたが、「むじんLOCK」サービスリリースから約2年が経ちました御礼となります。
引き続き、「むじんLOCK」をよろしくお願いいたします。
株式会社コミュニティコム
代表取締役 星野邦敏