利用事例

牧の原テーブル・コワーキング(戸田建設株式会社様)

牧の原テーブル

戸田建設株式会社様が運営するコワーキングスペース「牧の原テーブル・コワーキング」は、千葉県印西市、印西牧の原駅徒歩3分にある商業施設「牧の原モア」内に設置されたコワーキングスペースです。2021年の12月のオープン当初からスマートロック連携課金決済システム「むじんLOCK」が導入されています。今回は、戸田建設株式会社の斎藤寛彰様に、むじんLOCKのご利用状況についてお話を伺いました。

牧の原テーブル・コワーキング様がむじんLOCK導入で改善されたこと

牧の原テーブル・コワーキング様の課題と解決策

牧の原テーブル・コワーキング むじんLOCKご利用機能

  • ドア施錠・解錠
  • 入退室履歴の管理
  • 従量制課金
    • 利用実績に基づいた自動請求・入金
  • 月額制課金
    • 月額利用に基づいた自動請求・入金
  • ICカード無人登録機

ショッピングモール内で、日常使いできるコワーキングスペースを運営

千葉県印西市にある商業施設「牧の原モア」。その一角にコワーキングスペース・レストラン・カフェ・シェアキッチン・ショップを備えた複合施設「牧の原テーブル」があります。コワーキングスペースへの出入りは、入り口に設置されたスマートロック連携課金決済システム「むじんLOCK」にカードをかざすことで、スムーズに利用することが可能です。仕事、勉強、読書、趣味など様々な用途で日常使いできるスペースで、隣接するレストランでは食事や買い物を楽しむこともできます。

写真:牧の原テーブル・コワーキングエントランス
写真:牧の原テーブル・コワーキング外観

まず、「牧の原テーブル・コワーキング」について、運営に至った背景などを教えてください。

斎藤さん

現在「牧の原テーブル・コワーキング」がある場所は、元々商業施設「牧の原モア」内のフードコートエリアでした。コワーキングスペースは都心部にはたくさんあるのですが、郊外にはまだ数が多くありません。東京オリンピック開催なども関連し、都心まで出勤することなく郊外で働ける場所のニーズが高まっていると判断し開設するに至りました。

コワーキングスペースの利用者は、どのような方が多いのでしょうか。

斎藤さん

新興住宅街であることから、当初想定していた利用者は30-50代の現役世代です。それに加えて印西市はデータセンターが多く立地していることから、外資系のIT関係者も多く居住しています。まだオープンして約半年ですが、すでに多くの利用者に登録いただいています。

写真:牧の原テーブル・コワーキング内観
写真:牧の原テーブル・コワーキング内観

スマートロックとしての動作安定性と信頼性から「むじんLOCK」を採用

牧の原テーブル・コワーキングでは、開業準備の段階から「むじんLOCK」の導入を決めていたそうですが、実際にどのような点が決め手になったのでしょうか。

斎藤さん

この事業の推進者である私は東京の本社勤務です。そのため、牧の原テーブル・コワーキングに毎日来ることが難しく、遠隔で施設を運営できる仕組みを必要としていました。責任者が不在でも施設を運営・管理できるようなスマートロックシステムを探していた時にむじんLOCKを知りましたが、連携しているスマートロックの動作が安定していて信頼できることが導入の決め手になりました。昨今、スマートロックは価格からサービス内容まで多種多様なものが登場していますが、安定して導入できるシステムだと思います。

写真:入口ドアのスマートロックにカードキーをかざす

月1回ペースの管理者訪問でコワーキングスペースの運営を実現

遠隔での施設運営を目的にむじんLOCKを導入していただいたということですが、実際、斎藤さんが牧の原テーブル・コワーキングへ訪れる頻度はどの程度でしょうか。

斎藤さん

現在は、月に1回施設へ訪れています。この頻度は、当初の期待以上ですね。正直にいうと、スマートロックを導入することで、遠隔でコワーキングスペースの運営をすることがどこまで実現できるものなのか、オープン前は不安に思っていました。

月1回の訪問で、管理者としての運営に対する不安やオープン後のトラブルなどはありませんか。

斎藤さん

むじんLOCKは、本社にいながら毎日の営業状況が確認できるので遠隔で安心して運営できています。開業前のイメージでは、施設にいるコンシェルジュから毎日レポートを1回送ってもらうようなことを想定していましたが、ダッシュボードからリアルタイムで施設の利用状況が把握できるため、その必要もありませんでした。システムトラブルなども皆無のため、今では月1回来る必要もあるかな、と思うぐらいスムーズに運営ができています。

ICカード無人登録機の導入で、初回利用登録時も無人で受付対応可能に

むじんLOCKのオプション設備である「ICカード無人登録機」も導入されていますが、イメージ通りに無人運営ができていますか。

斎藤さん

ICカード無人登録機を設置したことで、スタッフが常駐しなくても問題なく初回利用登録ができています。牧の原テーブルは、大きなサポートは不要で、「これでお願いします」という程度の一言を交わすだけでスムーズに手続きが済んでいるようです。利用者にも、IT関連に強い方が多いので、初回利用登録をして何度かドロップインで試した後、月額会員に移行していくという流れが現在は多いです。ICカード無人登録機を導入していなければ、初回登録時やドロップイン利用時、会員タイプの変更時などで有人対応が必要になっていたと思うので、人件費の面でも運営上とてもメリットがあります。

写真:ICカード無人登録機

今後はニーズに応じた機能を充実させ、利用者の働き方の選択肢を増やしたい

オープン時からむじんLOCKを導入いただいていますが、運用開始後のご感想をお聞かせください。

斎藤さん

コワーキングスペースを運営するにあたり、常駐スタッフを配置せず無人でほぼすべてを管理するためのシステムを作るのは、当初は大変な作業に感じました。立ち上げ時はいろいろな困りごとやお問い合わせがきましたが、細かくサポートしていただき助かりました。

コワーキングスペースの運営サポートという観点ではいかがでしたでしょうか。

斎藤さん

弊社にとって初めてのコワーキング施設立ち上げだったため、コミュニティコムさんのサポートが心強かったです。いろいろと運営面での細かいことも相談させていただいて、利用規約なども参考にさせていただきましたね。トラブル対応に対しても杓子定規な対応でなく、とるべき解決策の提案から早いスピードで実現していただけるので助かりました。

昨年末オープンされたばかりの施設ですが、これから牧の原テーブル・コワーキングのシステム面で導入していきたいサービスなどがあれば教えてください。

斎藤さん

これから導入していきたいと考えているのは、利用者も確認できる「混雑状況の見える化」です。家を出る前にWeb上で混雑状況を確認してから来店したいというのは、コワーキングスペース利用者の共通のニーズだと思います。

最後に、戸田建設株式会社様が目指すコワーキングスペースづくりについてお聞かせください。

写真:斎藤さん

斎藤さん

牧の原テーブル・コワーキングは当社のコワーキング施設第1号のモデルケースとして始まりました。日本では空き家や空きテナントを持て余しているケースが多く、当社は建設会社であることからその情報が集まります。そうした施設をコワーキングスペースとして活用し、おしゃれな広々とした空間、仕事に集中できる環境を整えることで、都心まで通勤しなくても、家の近くで働くことが可能になります。牧の原テーブル・コワーキングは、「近所にこんなコワーキング施設があったらいいな。」という思いを形にしています。ぜひ働き方を見直すきっかけにご利用いただければ嬉しいです。

戸田建設株式会社様、この度はむじんLOCKをご導入いただきましてありがとうございました。混雑状況の公開も、むじんLOCKで実装が可能です。利用者様がより便利にご利用いただけるよう、今後もサポートさせていただきたいと思います。「牧の原テーブル・コワーキング」様の今後の発展にむじんLOCKが貢献できればうれしく思います。

写真:牧の原テーブル・コワーキングガラスに描かれたロゴ

牧の原テーブル・コワーキング
運営:戸田建設株式会社